赤ワイン
Opus One
オーパスワンは唯一無二の最高品質のワインです。取扱い商品でも記載していますがフランス・ボルドーのシャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵と、ナパヴァレーの有名醸造家ロバート・モンダヴィの夢が実現したワインです。商品としてリリースされるまでいくつもの醸造工程があり収穫からリリースまで3年弱かかります。収穫後のマセレーションを17日~22日間、フレンチオークでの樽熟成は約18か月、その後瓶詰めされた後はそこからさらに15か月保管され毎年10月1日にリリースされます。その年のブドウの出来によって工程の期間は少し異なります。
マセレーション
この工程の役割は収穫され容器に入れられたブドウから出てくる果汁に果皮や種子、茎を漬け込む作業です。漬け込むことにより果皮や種子、茎から色素であるアントシアニンや渋み成分のタンニンが抽出されるます。赤ワインの色味や渋みを出すための大事な工程です。
使用されるブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニヨン 約80%
プティ・ヴェルド
メルロー
カベルネ・フラン
マルベック
カベルネ・ソーヴィニョンは基本的には8割程度の比率で使われますが、残りの品種は1%~9%程の比率です。
各品種の特徴としては
カベルネソーヴィニヨン:病気に強く様々な環境にも適応できることで世界各地で栽培されている品種。熟成に適しており時間をかけることにより黒系果実の風味が豊かになり、深みのある味わいが生まれます。
凝縮感がありながらも上品さを持ち合わせている品種です。
プティ・ヴェルド: フランスボルドー地方の品種です。晩熟タイプでボルドー品種の中でも最も生育が遅い品種です。ブドウは小粒で果皮は厚く、凝縮感のあるワインを生みます。温暖なスペインでは良く作られています。色調が濃く、外観は濃い紫を帯びたルビーで、香りにはブラックベリー、カシス、ブルーベリー、クローヴ、黒胡椒、甘草、カカオ、スミレ、ライラック、ドライハーブが感じられます。味わいはボディと凝縮感のあるもので、酸味はやや高めでタンニンが豊かな品種です。
メルロー:フランスのボルドー地方が原産の品種です。メルローは、果皮が薄く、粒が大きいです。冷たい土壌を好み、寒い気候でも育ちます。早熟で多くの量を収穫できるため、世界各地で生産されています。黒みがかった濃い紫色の色合いが美しく、ブルーベリーなど黒い果実を濃縮した香りが漂います。酸味や渋みが少なく、滑らかな口当たりとコクのある優しい味わいが特徴の品種です。
カベルネ・フラン:原産地はスペインのバスク地方だと言われています。カベルネ・フランはカベルネソーヴィニヨンの親でもあるブドウ品種です。生産場所は半分以上がフランスを占めています。アルコールはやや低く、軽やかな味わい。タンニンは比較的穏やかです。香りはクランベリー、ブルーベリー、カシス、スミレ等の香りが特徴の品種です。
マルベック:フランス南西地方ロット川流域のカオール周辺が起源とされています。タンニン豊富でアルコールが高く凝縮した果実味豊かな味わいです。香りはブラックベリー、ブルーベリー、鉄、スモーク等の香りがします。お肉料理とよく合う品種です。フランス南西部とアルゼンチンで広く栽培されています。
以上がOpus One で使用されている赤ワイン品種の特徴でしたが、品種の比率やその年の天候など色々な環境により同じワインでも年代によって異なる特徴が出されます。是非一度味わってください。
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